SOLウォレット・ファインダー
残高のあるSolanaウォレットの検索および検出ツール
ウォレット残高確認
検索進捗
検出結果
SOL Wallet Finderとは?Solanaウォレットの仕組みと使い方
Solana(SOL)のウォレットアドレスや残高について、ブラウザ上で確認・学習できるツール「SOL Wallet Finder」を紹介します。
このツールは、Solanaのウォレットアドレスの仕組みや、Ed25519による鍵生成、Base58形式のアドレス、Solana RPCを利用した残高確認などを実際に体験しながら理解することを目的としています。
🔍 SOL Wallet Finderでできること
主な機能は次のとおりです。
Solanaウォレットアドレスの残高確認
Solana RPCを利用した残高取得
生成した鍵からSolanaアドレスを計算
256bitのHexデータを利用したテスト
指定したHex範囲を利用したテスト
Sequential(連続)モード
Random(ランダム)モード
スキャン状況のリアルタイム表示
結果のテキスト保存
ブラウザだけで動作するため、Solanaのアドレス生成やRPC通信の基本的な仕組みを確認する教材として利用できます。
🧩 Solanaウォレットはどのように作られる?
Solanaウォレットでは、主にEd25519公開鍵暗号方式が利用されています。
基本的な流れは次のようになります。
秘密鍵(32 bytes)
↓
Ed25519 KeyPair
↓
公開鍵(Public Key)
↓
Base58
↓
Solanaウォレットアドレス
つまり、Solanaのウォレットアドレスは単純なランダム文字列ではありません。
秘密鍵から数学的な計算によって公開鍵が生成され、その公開鍵がBase58形式で表示されることで、一般的なSolanaアドレスになります。
🔐 32バイトの秘密鍵
Solana Wallet Finderでは、32バイト(256bit)のデータを秘密鍵のSeedとして利用します。
32バイトはHexadecimal(16進数)では64文字になります。
例えば、
0000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000001
のような形式です。
1つのHex文字は4bitなので、
64 × 4 = 256 bit
となります。
そのため、64文字のHex値は256bitのデータを表しています。
🪙 SolanaアドレスとBase58
Solanaのウォレットアドレスは、一般的にBase58形式で表示されます。
Base58では、数字やアルファベットの一部を除外しています。
例えば、次のような文字は使用されません。
0
O
I
l
これは、人間が文字を読み取る際に似た文字を間違えにくくするためです。
SOL Wallet Finderでは、生成された公開鍵をBase58に変換してSolanaアドレスとして表示します。
💰 ウォレット残高を確認する
このツールには「Cek Saldo Wallet」という手動残高確認機能があります。
Solanaアドレスを入力して「Periksa」ボタンを押すと、RPCを通じて残高を取得できます。
例えば、
Solana Address
↓
Solana RPC
↓
getBalance
↓
Lamports
↓
SOL
という流れになります。
Solanaでは、残高は内部的に「Lamports」という単位で扱われます。
1 SOL = 1,000,000,000 Lamports
そのため、RPCから取得したLamportsを1,000,000,000で割ることでSOL単位に変換できます。
🌐 Helius RPCを利用した残高確認
Solana Wallet Finderでは、Solana MainnetのRPCとしてHelius RPCを利用しています。
RPC(Remote Procedure Call)は、外部からSolanaネットワークの情報を取得するための仕組みです。
残高確認では、Solana RPCの
getBalance
メソッドを利用します。
指定されたウォレットアドレスについて、現在のSOL残高を取得することができます。
⚙️ 検索モード
SOL Wallet Finderには、主に2種類のテストモードがあります。
① Full Random 256bit Hex
256bitのランダムデータを生成します。
32 bytes
↓
256 bit
↓
64文字のHex
↓
Ed25519
↓
Solana Address
毎回異なるランダムデータからウォレットアドレスを生成するため、鍵生成の仕組みを確認する用途に利用できます。
② Range Mode
指定したHex範囲の中からデータを選択するモードです。
例えば、
Start
0000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000001
End
000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000ffff
のように範囲を指定できます。
Range Modeにはさらに2つの方式があります。
Sequential
範囲内の値を順番に処理します。
0001
0002
0003
0004
0005
...
Random
指定された範囲からランダムに値を選択します。
Range
↓
Random Selection
↓
Hex Value
という流れになります。
📊 スキャン中の情報
スキャンを開始すると、Progress欄に処理状況が表示されます。
例えば、
Total Scan : 10
Address : XXXXXXXX
Balance : 0 SOL
Private Key: XXXXXXXX
のように、
スキャン回数
生成されたアドレス
取得された残高
使用されたテストデータ
などを確認できます。
これにより、ブラウザ上でどのように鍵生成からアドレス生成、RPC問い合わせまで処理されているのかを確認できます。
🧪 教材・実験ツールとして
このツールの面白いところは、単なる残高チェッカーではなく、Solanaウォレットの内部的な仕組みを実際に確認できる点です。
例えば、
256bitデータ
↓
Ed25519
↓
Public Key
↓
Base58
↓
Solana Address
↓
RPC
↓
Balance
という一連の流れをブラウザ上で確認できます。
暗号技術やブロックチェーンを学習する際には、こうした処理を実際に動かしてみることで、単なる理論だけでは分かりにくい部分も理解しやすくなります。
💻 ブラウザだけで動作
SOL Wallet FinderはJavaScriptを中心に構成されています。
主に以下の技術を利用しています。
JavaScript
TweetNaCl
Ed25519
Base58
Web Crypto API
Solana JSON-RPC
Helius RPC
そのため、専用のSolanaノードをローカル環境に構築しなくても、ブラウザから基本的な動作を確認できます。
⚠️ セキュリティについて
秘密鍵はSolanaウォレットの資産を管理する非常に重要な情報です。
実際に資産を保有しているウォレットの秘密鍵を、第三者が提供するWebサイトやツールへ入力することは避けるべきです。
特に、秘密鍵・Seed Phrase・Recovery Phraseなどは他人に共有しないでください。
学習やテストでは、資産を保有していないテスト用データを使用することをおすすめします。
また、ブラウザ上にRPC APIキーを直接記述する構成では、ページのソースコードからAPIキーを確認できる場合があります。
公開サイトとして運用する場合は、APIキーをサーバー側で管理するなど、適切なセキュリティ対策を検討する必要があります。
📌 まとめ
Solana Wallet Finderは、Solanaウォレットの基本的な仕組みをブラウザ上で確認できる実験・学習向けのツールです。
ポイントをまとめると、
SolanaではEd25519が利用される
32バイトのデータは256bitに相当する
公開鍵からSolanaアドレスを生成できる
アドレスはBase58形式で表示される
RPCを利用してSOL残高を取得できる
LamportsからSOLへ変換できる
RandomとRangeのテストモードがある
SequentialとRandomの範囲処理を確認できる
ブラウザだけで暗号処理とRPC通信を体験できる
という特徴があります。
Solanaのウォレットが「どのように生成され、どのようにネットワーク上の残高情報と結び付いているのか」を理解するための、シンプルな実験環境として活用できます。
暗号技術やブロックチェーンの仕組みに興味がある方は、実際にコードを確認しながら、それぞれの処理がどのようにつながっているのかを追ってみると、より深く理解できるでしょう。